前立腺癌で亡くなった夫・孝義が残した手紙・・・それは美香子(艶堂しほり)にとって忘れかけていたある男を思い出させるものだった。孝義とその親友・陽介は若き日、美香子を巡って三角関係にあった。絵画の勉強の為、海外へ旅立つ洋介は、孝義に手紙を託した。「一緒に来てほしい」・・・だがその手紙を美香子が見ることはなかった。美香子は孝義と結婚。幸福な生活を送っていた。一方、陽介は帰国後、涼子(松下ゆうか)と怠惰な生活を送っていた。突然、孝義を襲う病魔・・・孝義は全てを懺悔することを思いつく。一通の手紙に託して・・・