相川葵(吉川愛)には、5年間付き合った小林景(倉悠貴)との間に、忘れられない苦い思い出があった。葵の会社の先輩?奈緒(ヒコロヒー)は、彼と別れてからなかなか前を向けずにいる葵を心配し、とある薬を彼女に渡す。その名も「忘恋剤」。これを元恋人同士で服用すれば、出会ってから別れるまでに2人が共有した記憶を、きれいさっぱり消せるという。半信半疑の葵だったが、景の家に荷物を取りに行った晩、「忘恋剤」を試してみることに。